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ARアプリ開発で注意すべきなのは視点!

企業にとって、ARアプリの開発は売り上げや顧客を増やすのに効果的な手段です。ただ、新たにARアプリを企画して開発を進めていくときには、企画段階から注意しなければならない点があります。
ARアプリの開発をするときには目的や目標があるでしょう。企画時点では、開発者側の視点でARアプリの設計や仕様を考えてしまいがちなので、注意が必要です。売り上げをこのくらい上げたい、顧客数をここまで増やしたいといった数字に基づく目標を立てることもよくあります。そのためには、きっとこのような仕様のアプリが最適だと企業側の視点で考えARアプリを作っても、ユーザーが使ったときに満足度が高まるとはかぎりません。そもそも販促目的なのが明らかだとわかってしまい、インストールしてもらえないことすらあります。

そのため、開発者側の視点でAR技術を使うのはリスクが高く、ユーザー視点での活用を重視することが必須です。開発者側が考えるユーザー視点はそもそもずれていることも多いので、市場調査に基づいてどのようなニーズや考え方があるのかを確認しましょう。客観的な根拠に基づいてアプリを設計して、ユーザーの視点で魅力があるアプリに仕上げるのが大切です。
また、ARアプリが完成した後もフィードバックを受けて改善を続けることも重要です。いつもユーザーが使うメリットがあるARアプリにするという視点で開発をするのが、効果の上がるアプリを作り上げるために欠かせません。